大分県の佐伯港に整備されている国際物流ターミナルについて、県は埠頭の用地が不足しているとして、隣接地の取得に向けて調整していることがわかりました。
5日に開かれた県議会の一般質問で自由民主党の清田哲也議員が佐伯港女島地区の国際物流ターミナルについて取り上げました。このターミナルは水深14メートルの岸壁が整備されていて、5万トン級の船舶が着岸できます。また、7.9ヘクタールの埠頭用地がありますが、木材需要の高まりで用地不足の状態が続いています。

佐藤知事は「現下の課題は埠頭用地のひっ迫している」と述べ、ターミナルを拡大するため隣接地の取得に向けて調整していることを明らかにしました。県は新たにおよそ4ヘクタールを取得するため関係者と協議していて、来年度以降の予算計上を目指しています。