28日から大分県別府市で始まったハイレベル会合の一環で、ASEAN各国の行政官が29日、ハイテク機能を導入した社会福祉施設を視察しました。

29日はASEANの加盟国など13か国の行政官およそ30人が大分市の特別養護老人ホームグリーンガーデン南大分を視察しました。

この施設では利用者を吊り上げるリフト設備や介護記録や夜間の見守りにIT技術を導入して、職員の負担軽減や利用者の快適な生活を支えています。参加者は施設で導入されている先端技術を体験して介護分野の課題解決の糸口を探っていました。

(タイの行政官)「この技術はバンコクの大きな施設で使われるといいなと思います。タイにとっても有益ですね」

ハイレベル会合では29日午後から別府市の太陽の家を視察する予定で、30日まで開催されます。