パセリへの愛情はユニーク動画やレシピを発信するまでに

(坂本誉さん)「パセリの情報を発信している。パセリを森やジャングルに例えている」

62歳のときに慣れないながらに始めたインスタグラム。パセリのユニークな動画やレシピなど魅力を発信し続け、3年たった今は1600人を超えるファンがいます。

パセリの森を歩くティラノサウルス(模型)

(坂本誉さん)「パセリは料理の飾り程度の地味な野菜なんですけど、せっかく栄養価も高いし、色んな料理用途もできる。そして、おいしいのでたくさんの方にたくさん食べてほしい」

パセリの消費を応援する大分市の欧風料理店があります。

(木蔭のリストランテ アダージョ・熊谷雅彦オーナーシェフ)「4束600グラムぐらい使っている」

リピーターが多い「パセリカレー」

栄養価が高いことや大分市産であったことから熊谷シェフはパセリに注目。味や色を最大限に引き出すため試行錯誤しました。1年半かけて完成したのはパセリを主役にしたカレー。パセリ好きな人やカレーマニアを中心にリピーターが出るほど人気を集めています。

(木蔭のリストランテ アダージョ・熊谷雅彦オーナーシェフ)「主役になる料理がパセリでは中々なかったので、これをきっかけにパスタなど色んな展開に主役になるような素材としてパセリを使ってほしい」

高温障害などのピンチに負けず挑戦し続ける生産者とシェフ。その努力があって、パセリは主役料理としての知名度を広げようとしています。