記録的な猛暑などの影響を受けた大分市のパセリ生産者がピンチをチャンスととらえ、消費拡大に向けて取り組んでいる姿を取材しました。

大分市下戸次に広がるビニールハウス。料理に彩を添えるパセリを栽培しています。坂本誉さん(65)は13年間、パセリを育てていますが、今年はある問題に直面したと言います。

坂本 誉さん

(坂本誉さん)「僕も13年育てているが、今年の暑さは初めて。芽が出そろうが、暑さの影響で枯れてしまう」

記録的な猛暑によって今年は出たばかりの芽が枯れてしまい、種は蒔き直しましたが、成長が遅れています。加えて新型コロナなどの影響で出荷量も減少。県によりますと、2020年の出荷量は39トンでコロナ禍前から5トン減っています。

(坂本誉さん)「コロナとかその後の円安の影響で資材や燃料が上がっているので逆にチャンスと捉えて販促活動をしている」

そこでパセリ栽培以外に始めたのがー