大分県内の7月の有効求人倍率は1.40倍で前の月をわずかに下回ったものの、依然高い水準を維持しています。
大分労働局によりますと県内の7月の有効求人数は前の月からわずかに減少。一方、求職者数が増加したことから有効求人倍率は1.40倍で前の月と比べて0.03ポイント下回りました。
ハローワーク別でみると大分が最も高い1.65倍となっていて、佐伯が1.36倍、豊後大野が1.32倍と続いています。業種別の求人数は建設業や宿泊・飲食サービスが前の年の同じ月から増加した一方、製造業や運輸・郵便業は前の年から大きく減少しています。
大分労働局は「有効求人倍率は高水準だが、物価上昇などが雇用に与える影響に注視が必要」と分析しています。