視覚障害者を対象に、JR九州が無人化した大分市内の駅で新たに導入した遠隔案内サービスの体験会を実施しました。
JR九州は7月から大分市内4つの駅を無人化し、新たに遠隔で乗客に対応するサービス「スマートサポートステーション」を導入しています。
無人化した駅を安心して利用できるよう大分支社は27日、JR高城駅に視覚障害者を招いてサービスの体験会を実施しました。
参加者は遠隔で係員が対応するモニター付きの精算機やトラブルの際オペレーターと話せるインターホンを実際に体験しました。
(視覚障害者)「きょうはいい体験になった」
「本当は駅員の方がいて対応して頂くのが私らには1番良いが、慣れていくのもこれからのやり方だと思う」
このサービスは中判田駅や鶴崎駅など10か所で導入されていて、JRでは今後も体験会を実施することにしています。