8月末に福岡で開かれる「うまいもん甲子園」に挑む、大分県佐伯市の高校生が地元の食材をいかしたオリジナルレシピの開発に奮闘しています。

一心不乱に料理作りに励むのは佐伯豊南高校の家庭部の3年生。2人は今「甲子園」に向けて特訓の真っ最中です。

彼女たちが出場するのは「ご当地!絶品うまいもん甲子園」、高校生が地域の食材を使ったレシピを考案し、味や独創性を競うイベントです。2人は8月27日に、書類選考を突破した5校が参加する九州エリア選抜大会に出場します。

出品するのがー

(佐伯豊南高校3年・宮崎心夢さん)「ヤンニョムぶり!ホットクです。韓国の屋台グルメのホットクの中にブリと韓国のヤンニョムソースを入れて仕上げています」

佐伯の養殖ブリのからあげをヤンニョムソースで和え、韓国料理ホットクの生地で包んだ一品。ブリを引き立てるピリ辛のソースやモチモチとしたホットクの生地が特徴です。2人は6月から開発に取り組み大会に向け改良を続けています。

(佐伯豊南高校3年・宮崎心夢さん)「佐伯の養殖ブリを全国に広めるためにこのレシピを開発したので、佐伯のブリをもっと全国に知ってもらいたい」

(佐伯豊南高校3年・疋田凛桜さん)「今回の試作で出た改善点を改善して、全国大会に行けるようにがんばります」

九州大会まであと10日。エリア1位を獲得して秋の全国大会へ、「うまいもん甲子園」に向けた2人の奮闘が続きます。