大分県内の新型コロナの感染者数は前の週の0.82倍に留まりました。県は「一時的な減少の可能性もある」として引き続き注意を呼びかけています。
県によりますと8月13日までの1週間に県内58医療機関で確認された新型コロナの感染者数は1186人で前の週の0.82倍でした。
1医療機関あたりの感染者数は20.45人で県の独自基準では1日1200人から1800人程度の感染者数と推計される「注意報レベル」が続いています。
保健所別の1医療機関あたりの感染者数は大分市が26.88人と最も多く、西部が26.8人、東部が21.08人などとなっています。
5月下旬以降、右肩上がりだった新型コロナの感染者数は11週ぶりに減少に転じました。
県は「お盆期間の休診に伴う一時的な受診者の減少の可能性もある」として、引き続き注意を呼びかけています。
一方、インフルエンザは季節外れの流行が続いていて、保健所別では北部と南部で感染者が多く報告されています。