大分市の公園では終戦した後に出撃した「最後の特攻隊」の慰霊祭が行われました。

1945年8月15日、正午に終戦を告げる玉音放送が流れたあと、大分海軍航空基地から特攻隊が出撃して18人の隊員が帰らぬ人となりました。

かつて基地があった大洲運動公園で行われた慰霊祭にはおよそ30人が参列し、隊員が出撃した午後4時半に黙祷を捧げて平和への誓いを新たにしていました。

(参列者)「平和へつなげるという思いですね。戦争はだめだっていうことを心にとめて、みんなに共通の認識で持ってもらわないといけない」

慰霊祭の主催者は「悲惨な戦争を繰り返さないよう歴史を後世に伝えていきたい」と話しています。