終戦から78年を迎えた15日、大分市の県護国神社で戦没者を慰霊する式典が行われました。
大分市の県護国神社では毎年8月15日に戦没者を慰霊するみたままつり平和祭を行っています。15日は県内の遺族らおよそ300人が参列し、正午の時報とともに、全員が黙とうを捧げ、戦没者を追悼しました。
(戦没者遺族)「こうして、慰霊式をしていただけるのはありがたい。私は戦死した父の顔も知らないので。戦争を起こしちゃならんということを、またここで強く心にもちながら、なにか平和へのお手伝いができればいい」
会員の高齢化が進む県遺族会連合会では戦争を知る世代が減少している中、平和への願いを次の世代につなげていきたいと話しています