大分空港で訓練中の小型プロペラ機が胴体着陸した問題で、15日航空事故調査官が訓練を実施した事業所で聞き取りなどの調査を始めました。

14日、大分空港の滑走路に、飛行訓練中の本田航空の小型プロペラ機が胴体着陸しました。乗っていた訓練生など3人にけがはありませんが、このトラブルについて国土交通省は「重大インシデント」に認定し、航空事故調査官が派遣されました。

本田航空に入る航空事故調査官の2人

15日調査官は、国東市にある大分事業所で小型機に乗っていた3人から話を聞くとともに、今後、機体や滑走路の状況を確認し、胴体着陸の原因を調べることにしています。

(運輸安全委員会・田上啓介航空事故調査官)「まず飛行機に異常があったかもう一つはパイロットの操作はどうだったかを軸に多面的に調査を進めていきます」

調査は必要に応じて16日以降も行われます。