広瀬勝貞前大分県知事の親族で40代の男性会社員が、次の衆院選大分2区への出馬に意欲を示し、調整が進められていることがわかりました。

広瀬勝貞前知事の親族で民間企業に勤める男性は12日午後、大分空港に到着しました。

複数の関係者によりますと、選挙地盤の引き継ぎを求める声を受けて、広瀬前知事が後継者を模索したところ、親族の男性が衆院選大分2区に出馬する意欲を示したということです。

取材に対し、この男性は出馬について明言を避けた上で、「支援者から声が上がっているのは承知している。今までずっと考えていたわけではないが、機会があればチャレンジして、日本のために貢献できるのであれば、ぜひ考えてみたい」と話しました。

男性は13日から大分2区内であいさつ回りを始め、支援者と対話を重ねた上で、出馬を判断する方針です。

衆院選大分2区をめぐっては、いずれも現職で自民党の衛藤征士郎議員と立憲民主党の吉川元議員が出馬する見通しです。