大分県日田市にある「進撃の巨人ミュージアム」がリニューアルオープンし、漫画界のカンヌと呼ばれる国際漫画祭のトロフィーなどの特別展示が10日から始まりました。
このミュージアムは、マンガやアニメで人気の作品「進撃の巨人」の作者・諫山創さんの出身地、日田市に2年前に開館しました。
10日から作品の原画などを紹介する企画展が始まりました。国内初公開のものもある原画17枚はすべて諫山さんが選び、それぞれ制作時のエピソードなどコメントも寄せていて、訪れたファンが興味深そうに鑑賞していました。
(ファン)「大好きなのですごくうれしいです」「線一本一本が美しくて良い画でした」「一枚一枚丹精込められて作っているんだなという感じがします」
17枚が出展されたのは今年1月フランスで開かれたアングレーム国際漫画祭です。「漫画界のカンヌ」と呼ばれ、今年で50回目を迎えるイベントです。
今回、10年に一度表彰される特別賞を諫山さんが受賞し、トロフィーも展示されています。この賞はグランプリ候補者の中から選ばれ、10年前の前回はドラゴンボールの作者、鳥山明さんが受賞しています。
(進撃の日田まちおこし協議会・稲葉孝政会長)「日本国内でも展示されてなかったものもございますので、大変真新しい面白い世界になっていると思います」
特別企画展は来年2月25日まで開かれます。また、進撃の巨人ミュージアムは10日から18歳以上の入場が有料となります。



















