大分県内の今年6月の有効求人倍率は「1.43倍」で3か月ぶりに上昇し、高い水準となっています。
大分労働局のまとめによりますと、県内の今年6月の有効求人倍率は「1.43倍」で、前の月を0.01ポイント上回り、3か月ぶりに上昇しました。これは全国、九州の平均をいずれも上回る高い水準となっています。
正社員の有効求人倍率は「1.27倍」で前の月を上回り、24か月連続の1倍台で回復基調が続いています。新規求人数を主な産業別でみると、情報通信業が88.7%増加、その他、医療福祉とサービス業が増えています。
大分労働局は「有効求人倍率は高水準だが、物価上昇などが雇用に与える影響について注視が必要」としています。