台風6号の今後の見通しについて気象予報士大森さんの解説です。
大分県内では、8日夜から雨のピークとなります。そしてピークは長く続きそうです。
台風6号は8日、午後6時現在、九州の南の海上にあり、九州の西の海上を進んでいく予想です。自転車並みの比較的ゆっくりとした速度で進むため、雨のピークは長引きそうです。また、県内は南部を中心に強風域に入っています。9日にかけて風も強まる見込みです。
今後の雨と風の予想です。
台風が近づくにつれて、県内には発達した雨雲が流れ込みそうです。同じ様な場所に長い時間かかり続けるため、雨の量が多くなりそうです。また、台風の接近に伴なって次第に風も強まりそうです。
警戒ポイントをまとめました。今回、長い時間雨が降り続いて、南部を中心に総雨量が多くなりそうです。平年の8月1カ月分の雨量を超える量がわずか数日で降る恐れがあります。また、線状降水帯が発生すると更に雨量が増えそうです。
また、風も強まりそうです。瞬間的には、30メートル、何かにつかまっていないと立っていられないような暴風が吹く恐れがあります。
土砂災害など、厳重な警戒が必要です。今夜は安全な場所でお過ごしください。
また、暴風の恐れもあります。スマホのモバイルバッテリーの充電など停電への備え、また断水への備えもお願いします。