7月、大分県由布市で、大雨で増水した川に作業員2人が流され死亡した事故を受けて、大分労働基準監督署は県などに労災防止策の徹底を求める文書を出しました。
7月25日、由布市湯平で県発注の砂防ダム工事を行っていた男性作業員2人が大雨で増水した川に流され、死亡しました。
大分労働基準監督署は、台風や大雨のシーズンの今、あらためて労災防止の徹底を求める文書を、県をはじめ、国交省大分河川国道事務所や市町村など、14団体に出しました。
文書では土石流と土砂崩壊の対策を軸として、河川工事においては必要に応じて作業中止の基準の見直しを要請。また山の掘削を伴う現場では、異常の早期発見に努めるよう求めています。
大分労基署は「工事業者には安全対策に万全を期してもらいたい」としています。



















