広島原爆の日78年目の6日、大分県内多くの小中学校で平和学習が行われ、子どもたちが平和の大切さを学びました。
佐伯市立本匠中学校では広島に原爆が投下された午前8時15分に黙とうが捧げられました。
このあとの平和学習では、佐伯市の野々下留美さんが書いた絵本「ベエが戦争に行った日」の読み聞かせが行われました。
戦時中、佐伯市で農家の暮らしを支えていた牛が軍の食糧として取り立てられた悲劇を描いたもので、野々下さんは「二度と戦争を繰り返してはならない」と語りかけました。
(生徒)「関係ない人まで巻き込むので戦争はいけないと思う」「忘れないようにしたいし、忘れてはいけないと思う」
生徒たちは学習を通して改めて平和の大切さを実感した様子でした。