チャットGPTなどの生成系AIについて学校現場での活用につなげようと2日、工業系高校の教員を対象に研修会が開かれました。

この研修会は教員に生成系AIについて学んでもらおうとKCS大分情報専門学校から講師を招いて実施されました。研修には県立の工業系高校の教員およそ40人が参加してチャットGPTなどの生成系AIの特徴や学校現場での活用方法の例などを学びました。

生成系AIをめぐっては文部科学省が7月、暫定的なガイドラインを公表していてグループ学習や英会話の相手としての活用が予想される一方で、課題の読書感想文などで利用されることは適切ではないとしています。

(参加した教員)「まだまだ僕も勉強不足で、知らなかっ点が多かったので、こういう時にはこういう生成AIを使った方がいいんだということが勉強になりました」「ホームルームや実習とかで、取り入れて少しずつやっていけたらいいなって思います」

生成系AIの学校現場での活用に向け文科省は情報の真偽を確認するファクトチェックの習慣化や、教員のAIリテラシーの向上などをあげています。