かぼすをエサに使って育てた大分県産ブランド魚「かぼすヒラマサ」の本格的な出荷が1日から始まりました。

かぼすヒラマサはかぼすの皮などをエサに混ぜて育てた新たな県産ブランド魚です。

県内向けの本格的な出荷が始まったことから1日、大分市公設地方卸売市場で出荷式が行われました。会場では、水産会社の関係者が出荷宣言をした後、試食会が行われました。かぼすヒラマサは身がしまっていてさわやかな味わいが特徴です。

生産者によりますと、今シーズンはエサの改良を重ねたことでうまみが増しているということです。

(県漁業協同組合 中根隆文組合長)「身が硬くて甘みの強い魚だと思います。暑い中、かぼすの味がすると元気が出るのではと思うので、皆さん全員に食べていただきたい」

かぼすヒラマサは8月末頃までにおよそ7000匹が県内や東京、大阪などに出荷されます。