大分市で行われた子ども相撲の大会に世界王者になったウクライナの女性力士が参加し、子どもたちと交流を深めました。
大分市で30日行われたななせの火群(ほむら)まつり。会場では4年ぶりに子ども相撲大会が開かれました。
この大会に特別ゲストとして参加し子どもたちに胸を貸したのが去年、女子相撲の世界大会で優勝したウクライナ出身のイワンナ・ベレゾフスカさん(32)です。
(子ども)「でかくてすごいと思った。自分も世界大会に出られるようにがんばりたいです」
今年から福岡の大学に留学しているイワンナさんは戦争状態が続く母国と日本が相撲を通じた交流を続けていければと大会に参加しました。
(イワンナ・ベレゾフスカさん)「今後も母国のために代表選手として戦い、日本の子どもたちと相撲を通じた交流が続けられるとうれしい」
イワンナさんは母国のためにも日本で技を磨いてさらに強くなりたいと相撲への意欲を高めています。