大分県由布市の川に流され行方不明になっている男性作業員の捜索は28日も行われましたが、発見には至っていません。一方、大分労働基準監督署は工事の安全管理に問題がなかったを確認するために調査に入りました。
(堤遼志郎記者)「川で作業中だった男性ふたりが流されたことを受けて大分労働基準監督署が調査に入ります」
7月25日、由布市湯布院町湯平を流れる花合野川で作業中だった男性作業員2人が大雨で増水した川に流されました。このうち、現場監督を務めていた秋月誠二さん(69)が大分川で発見され、死亡が確認されました。
これを受けて28日、大分労働基準監督署の職員3人が事故発生当時、安全管理上の問題がなかったかを確認するため現場での立ち入り調査を行いました。
一方、川に流されて今も行方不明になっている大分市政所の児玉幸治さん(46)の捜索は28日も行われました。午前8時半から県警や消防が86人態勢で、ボートやドローンを使って捜索しましたが、発見には至っていません。