25日午後、大分県由布市の川で作業中に流された男性作業員2人が流されました。由布市消防本部によりますと、防災ヘリが上空から下流で発見した1人の男性は死亡が確認されました。現場周辺では26日朝から警察や消防による捜索活動が再開されています。

関係者によりますと、25日午後3時20分ごろ、大分県由布市を流れる花合野川の中で砂防ダムの改修工事にあたっていた男性作業員2人が、雨の影響で増水した急流に巻き込まれました。

流されたのは河川工事の作業を行っていた40代と60代の男性2人で、警察と消防は大分川と合流する付近まで捜索していましたが、防災ヘリがさらに下流の由布市庄内町の小野屋付近の大分川で午後6時半ごろ、男性1人を発見し、その場で死亡が確認されました。

現場周辺では26日朝から警察や消防による捜索活動が再開。午前6時半から警察や消防などがおよそ200人態勢でヘリやボートを使って流された地点の下流域を中心に捜索活動を続けています。関係者によりますと2人は当時、河川公園近くの川の中で工事をしていましたが、雨で増水した川に流されたということです。