福岡県の川で児童3人が溺れ死亡した事故を受けて、大分市教委は24日、市内の小中学校などに水難事故防止に向けた臨時の呼びかけを行いました。

この事故は夏休み初日の今月21日、福岡県宮若市の犬鳴川で小学6年生の女子児童3人が流され死亡したものです。事故当時、6年生8人が子どもだけで川遊びをしていたということで、亡くなった3人は深みにはまったとみられています。

この事故を受けて、大分市教育委員会は24日、市内すべての小中学校と義務教育学校あわせて83校に臨時で注意喚起の通知を出しました。通知では、河川や海、ため池といった危険な場所に子どもだけで近づかないなど、水難事故防止に向けた指導を改めて家庭で徹底してもらうよう求めています。

各学校は連絡用アプリなどを通じて、保護者に注意を呼びかけています。