介護保険の払戻金名目で、大分県佐伯市に住む60代の女性が現金約86万円をだましとられる被害にあったことが分かりました。

警察によりますと、佐伯市の60代女性の固定電話に11日、「介護保険の払戻金があります。きょうが締め切りなので急いでください」などと男から電話がありました。その後、女性は携帯電話で男からの指示を受けながら市内にあるATMを操作。さらに別の金融機関でもATMを操作し、2回にわたり計86万6592円をだましとられたということです。

女性が12日、通帳記入したところ、現金が引き出されていることに気づき警察に相談し発覚しました。

警察は「お金の払い戻しの手続きでATMに行ってください」と言われたら詐欺を疑い、連絡してほしい呼びかけています。