夏休みを前に大分県佐伯市の小学校で12日、インターネットやSNSの正しい使い方を学ぶ特別授業が行われました。
この授業は、子どもたちがインターネットを巡るトラブルや犯罪に巻き込まるのを防ぐため、県警が実施したものです。
12日は佐伯市の上堅田小学校で4年生から6年生までの133人が、SNSなどの正しい使い方を学びました。講師を務めた警察官は、ネットに関して家庭内でのルールを決めることや、アクセスを制限するためフィルタリングを設けることなど気を付ける点について説明しました。
(児童)「知らない人から何かされても無視する」「偽物の情報を簡単に信じたりしないようにしたい」「お母さんお父さんにこういうことを調べるから使っていいかどうかを聞いた方がいいと思った」
今年、県内では6月末までに18歳未満の28人が児童買春などの犯罪被害に遭い、中にはSNSの利用がきっかけになっているケースもあるということです。