被害が大きかった大分県日田市を取材した井口キャスターの報告です。

今回の豪雨ではん濫が確認された日田市の花月川です。花月川は2012年と2017年の九州北部豪雨でもはん濫し、浸水被害に見舞われたことから川幅を広げて川を流れる水の量を増やす工事が行われてきました。

県が設置した雨量計では日田市では降り始めからの雨量が500ミリを超えたところもあり、3日間で7月の平年雨量を超える雨が降っています。

住民の話では改修工事の効果で今回は浸水しなかったという地域がある一方、今回初めて浸水被害に遭ったという地域もあり、治水対策の難しさが浮き彫りとなっています。

度重なる水害に対して不安の声も聞かれ、今後どのように対策をとっていくべきか、難しい問題に直面しています。