今後の雨の降り方について気象予報士・大森さんの解説です。
まず、今回の大雨のポイントです。先週からの大雨ですでに地盤が緩んでいます。そして、今後来週のはじめにかけて、大雨が長く続き、災害が発生する恐れがあります。
8日の予想天気図では梅雨前線が、九州の北側に停滞します。この前線に向かって、非常に暖かく湿った空気が大陸から、そして高気圧の縁を回って流れ込み、合流することで雨雲が発達します。このような状況が少なくとも来週月曜日にかけて続きそうです。

特に警戒が必要な時間帯を見ますと、土曜日の午後から日曜日の午前にかけて、特に大分県西部や北部で1時間に50ミリや60ミリの非常に激しい雨が降りそうです。

雨のピークまで、まだ時間があります。このあとも最新の気象情報や自治体からの避難情報に注意し、安全な場所に早めに避難するようにしてください。