大分県内を含む九州北部に1日、午前中にかけて発生するおそれがあると発表された線状降水帯はこれまでにも集中豪雨による災害をたびたび引き起こしていて厳重な警戒が必要です。

線状降水帯は湿った空気が流れ込み同じ場所で発達した積乱雲が次々と発生する現象で集中的な豪雨をもたらし甚大な災害を引き起こすおそれがあります。

県内でも大きな被害が発生した2012年や2017年の豪雨、6人が犠牲となった3年前の7月豪雨でもこの線状降水帯の発生が確認されました。

気象庁は県内を含む九州北部について引き続き、1日午前中にかけて線状降水帯が発生する可能性があり、県内では1日未明から朝にかけて局地的に猛烈な雨が降るおそれがあるとして厳重に警戒するよう呼びかけています。