免許を持っている75歳以上の高齢者に運転について考えてもらう「思いやりの郵便」が27日から送付されました。
大分県警は、日ごろの運転について高齢ドライバーに改めて考えてもらおうと22年から「思いやりの郵便」事業に取り組んでいます。
23年度は運転免許を更新する75歳以上のおよそ3万8000人が対象で、幸野俊行交通部長が27日、大分中央郵便局長に4750通を手渡しました。
封筒には2019年に東池袋で高齢ドライバーにはねられ死亡した親子の遺族からのメッセージなどが入っていて事故の撲滅を呼びかけています。
幸野俊行交通部長「(高齢者で)自らの運転に少しでも不安を感じる方はこの機会にご家族と相談していただき今後の運転方法を考えていただきたい」
警察によりますと大分県内では去年、4827人が免許を自主返納しているということです。



















