新湯治・ウェルネスツーリズム事業について、大分県別府市は調査委託事業の報告書のなかで、一次候補地として市有地21か所を公表しました。

この事業は予定地を巡って一部の地域から反対が相次いだ東洋のブルーラグーン構想を受け継いだもので、医療・美容・健康をテーマに新たな観光地を目指す取り組みです。

市は事業の実現に向けて実施した調査委託業務の報告書を21日公表しました。報告書では市街地に近い1ヘクタール以上の市有地を対象に研究・実践拠点の一次候補地を抽出。旧山の手小学校や実相寺中央公園など21か所に絞り込みました。

また、泉源調査については分布図などを作成したものの、個人情報に該当するとして公表されていません。市はこの報告書を踏まえ、予定地の選定作業を進めることにしています。