大分県日田市で独自に栽培している特産スモモの「大山早生」が出荷シーズンを迎え、19日、目あわせ会が実施されました。

日田市大山町は九州有数のすもも産地でおよそ70軒の農家が栽培しています。このうち最も人気を集めるのが「大山早生」で、ほかの品種に比べ弾力があり、甘みが強いことが特徴です。

出荷シーズンを迎えた19日、すももの色合いや熟度などの基準をあわせる目あわせ会が行わました。今年は例年の7割ほどの出荷量ですが、雨が少なく日照時間が長かったことから糖度が13度あり、甘みと酸味のバランスがとれた出来栄えとなっています。

(大分大山町農協 すもも部会・松原隆盛会長)「最初ちょっと酸っぱいかなというような感じがする。でも食べていたら甘みが出てきて、夏の暑い時には1番いいんじゃないかと思っている。是非食べてください」

「大山早生」など大山で育ったすももは県内や九州を中心におよそ64トンが出荷される予定です。