海外旅行への熱が高まり始めています。大分県内で今年に入って発行されたパスポートは6000件を超え、去年の5倍以上に伸びています。
大分市役所にあるパスポートセンターには2日、パスポートの申請や交付を受ける人が続々と訪れていました。
(訪れた人)「規制が解除されたので海外旅行に行く。5年ぶりぐらいです」「7月上旬に友達と韓国に行く。久しぶりの海外なのでとても楽しみ」
県によりますと、今年5月末までのパスポート発行件数は6709件と去年に比べて5倍以上伸びています。特に5月は新型コロナの5類引き下げに伴い、コロナ禍前の水準まで回復しています。
(県国際政策課・井川浩昭参事)「夏休みに家族で行こうという計画で申請されている人が多いように感じている。コロナ禍で行くのを控えていた人がようやく行けるということで、今後も増えていくと思う」
また、今年度は海外への修学旅行が4年ぶりに復活します。県教委によりますと、県立高校のうち別府翔青、大分商業、海洋科学の3校が修学旅行で海外を訪れる予定となっています。