台風2号は土曜日にかけて九州の南の海上を通過する見通しです。大分県内では梅雨前線の活動が強まる恐れがあり、大雨に注意が必要です。
大型で強い台風2号は31日午後3時には宮古島の南の海上にあって、1時間におよそ10キロの早さで北北東へ進んでいます。台風は今週の金曜日から土曜日にかけて九州の南東海上を通過する見通しです。
県内では台風本体の雨雲の影響は小さいとみられますが、金曜日にかけて梅雨前線の活動が活発になり、大雨になる恐れもあります。また、南部や中部の沿岸には波浪注意報が発表されていて、うねりを伴った高波にも注意が必要です。
おとといの降り始めからの雨量は竹田市で132.5ミリ、中津市で123ミリなど県内8つの観測地点で100ミリを超えています。
これまでの雨で地盤が緩んでいる所もあり、気象台では引き続き土砂災害にも注意を呼び掛けています。