夜の水辺を舞う淡い光。宇佐市安心院町でホタルの観賞会が始まっています。

体長わずか3センチ。暗闇にゲンジボタルの光が浮かび上がります。大分県宇佐市安心院町の佐田地区では地元の住民グループが耕作放棄地を水田に整備し4年前からホタルの観賞会を開催しています。

緑に囲まれた矢津川のほとり。

ほのかな光を放ちながら水辺を舞う無数のホタル。まさに日本の夏の原風景です。

訪れた人たちは幻想的な世界を思い思いに楽しんでいました。

(雅設置プロジェクト佐田の郷の会・加藤義博さん)「多くて1000匹ぐらいホタルが飛んでくれると思います。休日や時間があるときに是非足を運んで自然と触れ合っていただけたらと思います」

佐田の郷のホタル観賞会は6月18日まで開かれ、土日には「アイガモレース」などのイベントも予定されています。