国内初の液化天然ガスを燃料にしたフェリーさんふらわあにタンクローリーを使った燃料供給が大分県別府市で公開されました。
今年1月に就航したさんふらわあくれないはLNG、液化天然ガスを燃料とした国内初のフェリーで従来の重油を使った船に比べて二酸化炭素などの排出を抑えることが出来るのが特徴です。
26日は別府港で3台のタンクローリーからスキッドと呼ばれる導管を通じて燃料を供給する様子が公開されました。この方式は電源などの設備が不要で、供給時間を短縮することができます。
(九州電力 燃料開発1グループ・吉上耕平副長)「こういった取り組みをきっかけにして脱炭素低炭素の取組がどんどん日本全国に広がっていければと思います」
タンクローリーとスキッドを使ったLNGの供給は茨城県大洗と北海道苫小牧間のフェリーにも今後導入されます。