大分県内の消防隊員の救助技術を競う大会が26日、大分市で開かれ、出場者が日ごろの訓練の成果を発揮しました。
大分市の消防総合訓練所で行われた大会は火災や災害に備えて消防隊員の技術向上を図ろうと毎年開催されていて、26日は県内14の消防本部211人が8種目で競いました。
このうち「ロープブリッジ渡過」という高さ7メートルのビルに張られた幅20メートルのロープを往復する種目では、身体全体でバランスを取りながらタイムを競いました。また、「引揚救助」という種目ではおよそ10キロの空気ボンベを背負って7メートル下のひとを救助し、脱出するまでの時間を競いました。
26日の大会で上位に入賞した個人やチームは夏に行われる九州大会や全国大会に出場します。