熱中症の患者が増加傾向となる中、大分市の高校で救命処置の講習会が開かれ、生徒が心肺蘇生の方法について学びました。
大分市の岩田高校では事故が起こった際、自ら動けるように生徒が救命措置を学ぶ場を設けています。日本赤十字社から講師を招き、2年生70人が講習に参加しました。新型コロナの影響で実技を含んだ救急法の講習は4年ぶりで、生徒は心肺蘇生法などについて学習したあと、グループで協力しながら胸骨圧迫とAEDを実際に体験しました。
(生徒)「事前に手順をわかっておくことでこんなにも心の準備ができるんだとわかりました。(胸骨圧迫を)2分間も続けるのは難しいと思ったので、もっと体力をつけたいなと思いました」「もしもの時にきょう習ったことを活かしたいと思います」
岩田中学校でも同じ講習会が行われるほか、2学期には他の学年の高校生も心肺蘇生について学ぶということです。