全国的に季節外れの暑さとなった先週、大分県内で熱中症の患者が前の週から大幅に増加しました。
県のまとめによりますと、21日までの1週間、県内で熱中症の疑いで病院に運ばれたのは16人で、前の週から10人増加しました。このうち6人が病院での治療が必要な中等症と診断されています。また年齢別では高齢者が12人と多数を占めています。
県内各地で最高気温が30度を超え、多くのところで今年1番の暑さとなった5月17日には6人が搬送され、4人が中等症となったほか、気温が再び上昇した土日も合わせて7人が熱中症の疑いで病院に運ばれています。
県はこれから夏にかけて熱中症が増加するとして、こまめな水分補給など十分な対策を呼びかけています。