5月1日のメーデーに合わせて大分市中心部で1日集会が開かれ、参加者が最低賃金の引上げや消費税の減税などを訴えました。
メーデーは労働環境の改善や賃金の向上を求めて世界各地で5月1日に合わせて行われます。
大分市にある祝祭の広場では1日、第94回たたかうメーデー県中央集会が4年ぶりに現地開催され、県労働組合総連合をはじめ15団体からおよそ100人が参加しました。
集会では県労連の川路潔代表が非正規雇用の改善や社会保障の充実に向けて団結して頑張ろうと呼びかけました。そして歴史的な物価高騰の中、最低賃金の引上げや消費税の減税、中小企業への支援などを通じてすべての労働者や国民が安心できる暮らしの実現を目指すメーデー宣言を採択しました。
参加者は集会のあと、横断幕やのぼりを持って街頭に立ち、市民に労働環境の改善などをアピールしました。