大分地方裁判所の新所長に就任した森冨義明氏が会見を開き、裁判記録廃棄問題について適切に対処したいと述べました。
大分地方・家庭裁判所長に新しく就任したのは森冨義明氏(60)です。森冨所長は1992年からおよそ3年間、大分地裁で判事補を務めた後、最高裁の調査官や福岡高裁の民事部総括判事を歴任しました。会見で森冨所長は、大分地裁で特別保存に指定していた裁判記録を6件廃棄していた問題に言及しました。
(大分地方裁判所・森冨義明所長)「私としても非常に重く受け止めているところです。(最高裁の)有識者委員会の意見を聞きながら調査・検討が行われているところでありまして適切に対応したい」