新型コロナの「5類」引き下げを前に大分市で最後の対策本部会議が開かれました。JR大分駅前の抗原検査センターは5月7日で閉鎖されます。
大分県内では27日、新たに75人の感染が発表され、年代別の陽性者数は、0歳が1人、1~4歳が5人、5~9歳が4人、10代が6人、20代が10人、30代が9人、40代が9人、50代が12人、60~64歳が5人、65~69歳が4人、70代が5人、80代が5人、90歳以上が0人となっています。
保健所への報告対象はあわせて24人で、全員が無症状、または軽症です。政府は5月8日から新型コロナを季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げることを正式決定しました。これを前に大分市では最後のコロナ対策本部会議が開かれました。
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市では5月7日をもって、在宅治療を受ける患者への食料支援などを終了し、JR大分駅前など市内4か所の抗原検査センターを閉鎖します。また、これまですべての小中学校で活用を求めていた健康観察カードやアプリについて「5類」引き下げ以降は学校ごとの判断にする方向で検討しています。