マダニにかまれた大分県日出町の高齢男性がSFTSウイルスに感染し、入院したことがわかりました。県内では今シーズン初めての感染確認です。
県によりますと4月17日、大分県日出町に住む70代の男性が発熱や意識障害などを発症しました。男性は別府市内の医療機関に入院し、県衛生環境研究センターでPCR検査をした結果、SFTS=「重症熱性血小板減少症候群」のウイルスが確認されました。男性は命に別状はなく、現在治療を受けています。県内で感染が確認されたのは今シーズン初めてです。
SFTSウイルスは重症化して死に至るケースもあり、県は野山や畑などに立ち入る場合は肌の露出を少なくし、虫除け剤を使うなどしてマダニにかまれないよう注意を呼びかけています。