5期20年の任期を27日に終える広瀬知事。最後の定例会見にのぞみ、在任期間を振り返りました。

(広瀬知事)「やりたかったことはほぼできた。爽やかな気持ちです」

県庁で毎月2回開かれてきた知事の定例会見。25日の最後の会見で印象深い出来事として挙げたのは…

(広瀬知事)「やっぱり20年前に比べると(大分市中心部の)人の行き来が盛んになったなと思いますね。都市集中といわれる部分もありますが、全体として賑やかに盛んになってきたのではないかというのが一つ。いろんな文化、スポーツの催しが楽しめる回数が多くなったのではないでしょうか。特にラグビーW杯は思い出深いですね」

一方、大変だった出来事として毎年のように発生した災害を挙げました。

(広瀬知事)「水害もあったし、熊本地震もあったし、いろんなことがあってですね、見舞いに行って忍びないということが何回かありましたね」

バトンを渡す佐藤新知事へは、「自分の思いを県民に訴えながら存分に頑張ってもらいたい」とエールを送った広瀬知事。最後に県民に感謝を表しました。

(広瀬知事)「去るにあたって一番の私の想いは、20年間付き合っていただいた県民のみなさんに心から感謝申し上げたい」