旬を迎えた県産のチンゲン菜を入れた担々麺は栄養とうまみたっぷりの一品です。
チンゲン菜の味わいを生かした担々麺づくりのレシピを紹介します。
大分市府内町にある「キッチン304」の店内には新鮮な野菜がずらりと並んでいます。中でもきょうの主役「チンゲン菜」は、いま旬を迎えています。
(Kitchen・304 高橋恵里香さん)
「日田産になります。時期が春と秋が旬といわれています」
シャキシャキ食感が特徴のチンゲン菜。熱を通すことで甘みが増し、中華はもちろん、和・洋どんな料理にも合う万能な野菜です。
(高橋さん)
「栄養素はBカロテン・鉄分カルシウムが豊富です。旬なものは旬の時に食べるのが一番おいしいと思います」
さっそく、このチンゲン菜をおいしく調理し、担々麺を作ります。用意する材料はチンゲン菜をはじめ、中華麺、豚そぼろ用に豚ひき肉、酒、醤油、砂糖などの調味料です。
<用意する材料>
チンゲン菜 1株 中華麺 2玉
(豚そぼろ用)
豚ひき肉 300グラム テンメンジャン 大2 酒 大1 醤油 大2 砂糖 小2
(スープ用)
ショウガ 小1 ニンニク 小1 酢 小1 醤油 大2 ねりごま 大2 ラー油 大1 鶏ガラスープ 小1 コチュジャン 大1 湯 140ml 調整豆乳 140ml
(かおるクッキング・坂本薫さん)
まずは、チンゲン菜を切ります。チンゲン菜は新鮮なものは真っ白でおいしいサインなので上の部分を使いますが、下の部分にも栄養がたくさん入っていてビタミンが豊富なので使います。
チンゲン菜は縦に半分にして葉と茎の部分を切り分け、茎の部分はみじん切りにして、トッピングの豚そぼろを作ります。
(坂本さん)
「ポイントは火を入れて豚ミンチを入れて炒めますではなく、ぽろぽろにしたいのでまず調味料を先に入れます。そして、フライパンに用意した調味料と甜麺醤をいれ、火が通ったらここで豚ミンチを入れます。そしてチンゲン菜を加え、混ぜながら強火で一気に火を通したあと、ボールにうつします」
スープを作りは鍋でお湯を沸かす間に、ニンニク、ショウガをみじん切りにして、鍋に切った材料、鶏ガラスープをいれてここで…
(坂本さん)
「これは豆乳です。まろやかにしてくれるので豆乳もいれます」
調整豆乳をいれたあと、ねりごま、しょうゆ、酢、コチュジャンをいれます。
そして、チンゲン菜をしんなりするまで茹で、続けて麺を茹で皿に盛り付けます。スープをかけ、豚そぼろ、チンゲン菜、お好みでネギをのせたら完成。
(平山キャスター)
「いただきます。ピリ辛でおいしいこのシャキシャキのチンゲン菜の香りと甘みがすごく良く伝わります」
(坂本さん)
「意外と即席で作られるのであらかじめ全てを準備し、あとで一気に組み立てれば本当に3分でできます」