重炭酸泉を源泉に持つ大分県竹田市の長湯温泉で、キャンプと温泉の両方を楽しめるキャンプ場がオープンしました。施設の全貌を紹介します。
大分県竹田市直入町にオープンした「グランパーク長湯」。6年前まで営業していた旅館の跡地に15区画のキャンプサイト(1区画3000円・1人1000円)を設け、水着で入浴できる重炭酸泉の露天風呂のほか、サウナ(2時間1人2000円)も整備しています。

また、隣接する温泉施設「クアパーク長湯」も自由に利用可能。キャンプと温泉を組み合わせた新しい楽しみ方を提案します。
(平田泰浩支配人)「クアパークとつないだ形で利用できますので水着を持ってくればいろんな温泉が楽しめる施設にしていきたい」

さらに元々あった旅館を改装。水着に着替えるための更衣室をつくったほか、新しいキャンプの形となる驚きの空間が――。それは部屋の中にテントを張ったインドアキャンプです。

全国的にも珍しいインドアキャンプ(1部屋2万円・1人1000円)は初心者でも気軽に利用できるよう部屋の中にテントを常設。イスや寝袋、ランタンなどキャンプに必要なアイテムが全て準備されているほか、冷暖房も完備されています。
(平田泰浩支配人)「お客さんの話を聞いて『妻が虫嫌い』という方が多いみたいなので、そういった方がキャンプ気分を味わっていただければと思います」
このほか「かぼすソフトクリーム」(350円)を販売する売店もあります。幅広い年代に楽しんでもらいたいと話す平田さん。キャンプをきっかけに長湯温泉の魅力も知ってもらえればと期待を寄せます。
(平田泰浩支配人)「やっぱり長湯は温泉が一番なので、このぬるめの炭酸泉、特に夏は長く入れると思いますので楽しんでいただきたいと思います」