大分県中津市耶馬渓町で6人が犠牲になった山崩れから11日で5年となり、関係者が防災への誓いを新たにしました。

中津市は山崩れが起きた4月11日を「防災を考える日」と定め、市民への防災啓発活動を続けています。

2018年の4月11日、中津市耶馬渓町金吉では高さ220メートル幅160メートルにわたって山の斜面が崩落し、住民6人が犠牲になりました。

11日現地で行われた慰霊祭には奥塚正典市長をはじめ、遺族や地元住民が参加し、慰霊碑に花を手向けて防災への誓いを新たにしました。

(奥塚正典市長)「あの時の辛さを思いだし、それを忘れないようにそういう心構えを再確認するために毎年ここに訪れています。災害は起こるものだという意識のもとにこれからも防災・減災対策を強化していきたい」

市では日頃から住んでいる地域の特徴を理解し、災害に備えてほしいと呼びかけています。