プロ野球の横浜と巨人で活躍し、大分県出身で初めてメジャーリーガーにもなった山口俊投手が現役引退を決断しました。

中津市出身の山口俊投手は2006年に、柳ヶ浦高校から高校生ドラフト1位で当時の横浜に入団すると、2019年には移籍した巨人で最多勝や最多奪三振などの活躍でリーグ優勝に貢献しました。

その後、大リーグに挑戦しおととしのシーズン途中に巨人に復帰しましたが、去年は1勝に終わりオフに戦力外通告を受けていました。日米通算460試合に登板し68勝112セーブでした。

山口投手は独立リーグ・大分B―リングスからオファーが来たものの「やるなら全試合帯同したいが野球に100パーセントは注げなくなっている」として断り、ユニフォームを脱ぐことを決めました。

今後について「まずはゆっくり家族と過ごして、野球以外のことも勉強していきたい」と話しています。