大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学(APU)で卒業式が行われ、ほとんどの学生がマスクを外し、笑顔があふれる門出となりました。

APUの卒業式には学部生・大学院生あわせて585人が参加しました。式典でのマスクの着用は個人の判断に委ねるとして4年ぶりに通常形式での開催となりました。式では出口治明学長が「自分に正直に、仲間を大切に生きてください」と祝辞を述べると、卒業生を代表して金本三夢さんが「コロナ禍で新時代を自らの手で作り上げる経験ができた」と学生生活を振り返りました。

(卒業生)「ある意味コロナ禍の大学ってスペシャルだと思っていて、こんなこと経験する人あんまりいないと思うのでこれから」「APU生らしく英語力とか異文化能力を活かして世界中いろんなところで活躍したい」

大学によりますと、卒業する学生のおよそ半分が東京を拠点とする企業に就職するということです。