インターネットサイトの会員登録名目で、別府市の28歳の女性がネットバンキングを使う特殊詐欺被害にあい、74万円をだまし取られました。

警察によりますと3月4日、別府市の28歳の女性がインターネット上で見つけた副業案内広告の連絡先に申し込んだところ、報酬を得る方法を説明する返信メッセージが届きました。

メッセージには「サイトに会員登録を行い、サイト内で作業することで報酬を得られる。作業を行うためには指定された口座にお金を振り込む必要があるが、振り込んだお金は得られた報酬とともに全額返金される」と表示されていました。

この説明を信じた女性はインターネットバンキングを使い、3月7日・8日の2日間、3回にわたり合わせて74万円を振り込んだものです。

女性は振り込みの金額がだんだん大きくなるのを不審に思い、警察に直接相談して、詐欺の被害にあったことが分かりました。

警察ではネットや電話で簡単に稼げるなどの儲け話には注意して欲しい。金を稼げるなどの儲け話は詐欺の可能性が極めて高く、家族や警察にすぐに相談して欲しいと呼びかけています。