大分県内の12月の景気動向について、日本銀行大分支店は「持ち直している」として前の月から判断を据え置きました。
日銀大分支店は各種の統計や企業へのヒアリングなどを踏まえ、県内の金融経済情勢について発表しています。
それによりますと、12月の景気動向について「県内の景気は持ち直している」として、全体の総括判断を半年ぶりに引き上げた前の月から据え置きました。
個人消費や設備投資など需要や生産、雇用に関する8項目についていずれも判断を据え置きしています。このうち観光については関東や関西など遠方からの国内客が増加。また、インバウンドも韓国を中心に着実に増えているとしています。
先行きについて、日銀大分支店は「新型コロナの感染動向やウクライナ情勢が家計や企業に与える影響を注視する必要がある」としています。